韓国大阪青年会議所(JCI)の林璋鎬・常任副会長、稲原恵・広報活動委員会委員長ら3名が、
12月2日にクロスベイス事務所を訪れ、学習サポート教室(DO-YA)に通う子どもたちにノート、鉛筆など5万円相当の文房具を寄贈しました。DO-YAには、現在8カ国にルーツを持つ子どもたちが通っています。子どもたちにとって、大変有益な寄贈となりました。
11月26日に、「多文化共生のまちづくり」をテーマとしたJCIの11月期例会において、宋悟・クロスベイス代表理事が講演を行ったのがきっかけ(2部講演は山口照美・生野区長)。講演では宋代表が、大阪市生野区と全国における外国ルーツの子どもの現状に関する統計資料や課題などを紹介したのに続き、クロスベイスの活動や生野区の多文化共生のまちづくりプラットホームを目指すNPO法人IKUNO・多文化ふらっとの活動などについて報告をしました。講演会後の交流会においても、JCI役員の方々と生野区における多文化共生のまちづくりについて、熱のこもった意見交換が行われました。
寄贈に来られたこの日、次期会長である林・常任副会長は、「来年、JCIの結成50周年の節目を迎える。JCIの活動の柱を『多文化共生』とすることになっている。クロスベイスや多文化ふらっととも連携・協力しながら進めていければと考えている」と述べました。宋・代表は「多文化ふらっとはすでに来年の秋に多文化イベントを計画中なので、ぜひ連携・協力できれば良いと思う」と応えました。具体的には年明けから論議を具体化していくことで認識を共有しました。
韓国大阪青年会議所(JCI)の皆様、子どもたちへ文房具を寄贈してくださり、あらためて心から感謝します。
(写真右:林璋鎬・常任副会長/中央:宋悟・代表理事/左:稲原恵・広報活動委員会委員長)