8月26日、クロスベイスにてヒューライツ大阪主催のイベント、「対話を通して人権教育に出会い直す」が開かれました。
定員を大幅に超える30人ほどの参加があり、会場は満杯になりました。
前半に豊中市の小学校教員で在日コリアンの呉賢志さんと、高槻市の小学校で教員をされている戸嶋勇人さんとの対談。後半は、コミュニティボールという毛糸のモジャモジャ(写真でわたしが手にしているもの)を使って、みなさんが感じたこと・いま気になっていることをシェアする時間を設けました。
呉さんと戸嶋さんの対談は、「等身大」という言葉がよく似合う、率直な語りがとても印象的でした。「運動」の強い言葉・主張とは違って、迷いや悩みも共有するような対談でした。
だからこそ後半の対話では、参加された方もその語りに触発されるように、それぞれの現場や教育と自分自身との関わりを振り返りながら、大切に経験・思いを語る場となったと思います。
今回は、お互いに聴き合うだけで時間切れとなってしまいました。わたしはファシリテータとしてはずいぶん力不足だったかもしれませんが、参加されたみなさんの力で、次につながる「出会い直し」の場にすることは出来たのではないかと思います。
ヒューライツ大阪では、このシリーズであと何回か、企画を予定されています。私自身は、今回はまさに出発点という感じで、この先がもっと見たい、参加された方と次はどんなことが考えられるだろうか、と楽しみに思っています。今回とつながるような形で、次回の企画も実施できればいいなあ、と感じました。
ふぁよん