7月29日(月)~30日(火)、クロスベイス主催の体験活動DO/CO、「夏の子どもキャンプ2019」が開催され、小学4年生~中学2年生の子ども25人、スタッフとして、大阪大学の大学院生と香港からのボランティアを含む大人5人が参加しました。大阪府交野市にある「星のさといわふね」のロッジに泊まり、ハイキングやバーベキューを通じて、学校・学年の違う子どもたちが交流しました。
宿舎に着いたらまずは「星のブランコ」目指してハイキング!「星のブランコ」は吊り橋の愛称。人間が通るための吊り橋として、国内最大級のものです。宿舎からは険しい山道もある50分ほどの道のり。暑いなか、とにかく熱中症に気をつけながら進みます。長い道のりの最後にひらけた視界、そこに星のブランコがぶら下がっています。景色に驚き、吊り橋の大きさに驚き、渡る時のゆらゆらに驚き、その時だけは疲れを忘れていました。高いところが苦手な子も、途中までがんばったり、渡る人の応援をしたり。
たくさんたくさん歩いた後は、いよいよバーベキュー!みんなペコペコですが、バーベキューもできる限り自分たちで、火おこしや焼き加減の確認など、班に分かれて行います。バーベキューの主役のお肉は、コリアタウンの籠本畜産さんのもの!焼肉用のタレをおまけしてくれて、とっても美味しい贅沢なお肉を堪能しました。
夜は就寝までおもいおもいに騒いだり、カードゲームをしたり。得意な遊びで、違う学校同士の子どもたちもすぐに仲良くなっているのが印象的でした。ちょうど蝉が羽化しているところを目撃して、「落ちへんかなぁ、大丈夫かなぁ」「落ちたら助けたろ」と、みんなで見守ったりもしました。
次の日は朝からみんなで詩を作ります。ボランティアスタッフとして参加した小泉朝未さんが進行します。
グループで2人ペアを作って、お互いの「大切なもの・ひと」をたずね合います。たくさん出すのも大事ですが、そのあとはむしろ、一つの大切なことについてじっくり聴き、その内容を書いていきます。
聞き取ったことをもとにして作るのは、相手に贈る詩。作者は自分、でも相手のことが詩のプレゼントになります。感想シートには、「むずかしかった」、「自分なりに相手のことを考えて作れた!」「友達の意見を聞いて詩を作ることが楽しかった」など、単に指示をこなすのではなく、子どもたちが積極的にみずから経験を作ったことがわかる感想がたくさんありました。
グループで2人ペアを作って、お互いの「大切なもの・ひと」をたずね合います。たくさん出すのも大事ですが、そのあとはむしろ、一つの大切なことについてじっくり聴き、その内容を書いていきます。
聞き取ったことをもとにして作るのは、相手に贈る詩。作者は自分、でも相手のことが詩のプレゼントになります。感想シートには、「むずかしかった」、「自分なりに相手のことを考えて作れた!」「友達の意見を聞いて詩を作ることが楽しかった」など、単に指示をこなすのではなく、子どもたちが積極的にみずから経験を作ったことがわかる感想がたくさんありました。
宿舎からすぐ近くにある大阪市立大学理学部附属植物園の見学ツアーもしてもらいました。外は本当に暑かったので、子どもたちには無理をしないよう、参加の仕方は柔軟に選んでもらいました。タピオカの原料など身近なものの元になっている植物や、不思議な形のハスを見たり。とても甘い葉っぱをかじったり。林のすずしさ、木の雄大さ。いろんなことを感じました。
盛りだくさんのプログラム、出発まであまり時間がありませんでしたが、最後に少しだけ川遊び。暑い中、水に入るのはやっぱり気持ちよかった!
最後まで大きな病気やケガなく、無事に戻ってこられました。
最後まで大きな病気やケガなく、無事に戻ってこられました。
今回の写真は、香港から来たボランティアのローレンス・チュンさんに撮っていただきました。どの写真にも、子どもが今を目一杯楽しみ味わう顔があふれています。何ごとも本気で楽しみ、大人があれこれ指示をしなくても自分たちでやり方を考えてやっていこうとする姿がとても頼もしく、嬉しく感じた2日間でした。