6月11日(日)、マザーファームである「ひまりえん」(大阪府富田林市)のご協力・ご指導のもと、体験活動DO/CO「田植え体験」を開催しました。(主催:IKUNO・多文化ふらっと×クロスベイス)
雨予報でしたが、なんとか曇り空で決行することができました。
予定通り朝8時30分過ぎにはいくのパークを出発し、電車とバスを乗り継ぎ、約1時間30分で金剛山の麓にある「ひまりえん」に到着しました。参加者は、小・中学生9名、高校生1名、保護者2名、IKUNO・多文化ふらっとの事務局スタッフ3名の合計15名。
DO-YAに参加している子どもたちは、体験活動DO/COに無料で参加できます。
今年度は、夏休み期間に「自由研究ってどうやんの?」「シンギングボウル体験&ネパール民族音楽」、10月の「稲刈り体験」など、年10回以上、体験活動DO/COの実施を企画しています。
※DO-YAに参加していない子どもでも参加できる、オープンに募集する回があります。ぜひ、IKUNO・多文化ふらっとのSNSをフォローしてください。
水田の中に初めて足を踏み入れると、柔らかく冷たく、初めての感触で思わず歓声が上がります。わいわいしながら、子どもたちはすぐに慣れ、泥まみれになりながら、苗を手で植えていきます。何度か足が抜けずによろけたり、転んだりしながらも、最後まで頑張ってくれました。田植え機を見て感動する子、カエルを見つけて捕まえて見せてくれる子、勇気を出してカエルに触ってみる子など、それぞれ楽しく過ごしました。
田植えの後は、ビニルハウスで育てたミニトマトの収穫体験もさせていただき、築200年を超える伝統家屋を素敵にリノベーションされた筒井家にお邪魔させていただきました。各自持ってきたお弁当を広げ、さらに、準備してくださった美味しい野菜料理とおにぎりを皆で頂きました。野菜のかき揚げは絶品!農薬不使用で育った新鮮な野菜の優しい甘さがふんわりと口の中で広がって、、、、ひまりえんの皆さま、本当にありがとうございました。
いくのパークに戻り、参加した中学生に感想を聞くと、「農業って大変だなと思った」と語ってくれました。
実際に体験しながら学んだことって、理解も深く忘れないと思います。
お米がこんな水田から生まれること、新鮮なお水が必要なこと、180日かけて植えた苗がお米になること。トマトの花は黄色で、房になって実っていること。真っ赤な色の採れたてのトマトは、とっても甘いこと。
参加した子どもたち1人ひとり、感じたこと考えたことがあると思います。教科書だけでは気づけない、世界が広がる貴重な機会となりました。
最後に、ひまりえんの筒井さんから一言。
「お天気が味方してくれて、本当に嬉しい一日でした。また、秋に自分たちで植えた稲が実ったころ、稲刈り体験をしに来てください。それを頂けることを実感して欲しいと思います。食の大切さを子どもたちに感じてもらえたら嬉しいです。」
10月10日ごろ(日時未定)、稲刈り体験にまたひまりえんにお邪魔させていただきます。ありがとうございました!