2月16日(土)、第15回体験活動DO/CO『まるごと英語!English Cafe for Children 第1弾』がクロスベイス事務所で開催されました。
今回の体験活動には18名(スタッフ・ボランティア含む)が参加しました。子どもの参加は全員が小学生でした。
今回の講師はネルソン百合子さん。お父さん・お母さんがスリランカ出身で、大阪で生まれ育ちました。英語を小さい頃から使っていて、さらに大阪弁ネイティブです。
最初はネルソンさん自身について、英語でお話を聴きます。ルーツのあるスリランカはどんなところ?ネルソンさんはどんな人?
最初はネルソンさん自身について、英語でお話を聴きます。ルーツのあるスリランカはどんなところ?ネルソンさんはどんな人?
通訳にはクロスベイスの学習サポート教室DO-YAで講師をしている、大阪大学外国語学部英語専攻の中崎京香さん。すぐには訳さず、まずみんなでネルソンさんの話していることに耳を傾けます。英語を習っていて分かる子もいますが、もちろん全然わからない子も。ゆっくりと話してもらいながら、どんなことを言っているのか考えながら聴いていました。通訳を英語の得意な子どもがしてくれる場面も。
英語でお話を聴いたあとは、英語を使ってお互いに話をしてみるワークです。
相手のなんでも好きなものを聴く、”What do you like?” という質問をみんなで練習したあと、自分の好きなものを “I like ” に続けて3つ書き出します。うーんと悩む人、どんどん書く人、英語での言い方を聞いて使ってみようという人。食べ物、趣味、好きな芸能人・・・それぞれの I like!があります。
相手のなんでも好きなものを聴く、”What do you like?” という質問をみんなで練習したあと、自分の好きなものを “I like ” に続けて3つ書き出します。うーんと悩む人、どんどん書く人、英語での言い方を聞いて使ってみようという人。食べ物、趣味、好きな芸能人・・・それぞれの I like!があります。
ネルソンさんは外国語体験活動のコーディネーターとして、多くの小学校で授業をされてきましたが、英語を使わないとだめ!ということは絶対に言いません。英語が上達することが目的ではなく、英語も特別な言語ではなくひとつのツール。様々なルーツ・文化や背景を持つ人が、あたり前にいること、人としてわたしたちが当たり前に知りあうことを大切にするためです。「英語じゃなくてもいいし、日本語でも絵で描いてもいいよ」と声かけをします。
I likeが書けたら、次は実際にコミュニケーションをしてみます。参加者がお互いに”What do you like?” とたずねて、“I like …”と答えあいます。そして、聞いたことをカードの短冊に書いていくのです。”だれだれ likes ….”を増やしていき、みんなの I likeが自分の手元に集まるしくみ。
最後に、自分の集めた “だれだれ likes ….” から1つ選んで発表します。他己紹介みたいなものですね。参加者だけでなく、ネルソンさんやスタッフ・ボランティアにも積極的に聴いてくれた人もいました。
もっととたくさん、ネルソンさんと話したり遊んだり出来たらよかったなあ、と感じた2時間でした。
次回3月23日(土)は英語企画の第二弾!コロンビア大学などアメリカの名門大学の留学生たちとワークショップ、そして遊びをとおして交流します。こちらもぜひご参加ください。