クロスベイスでは、昨年(2017年)10月から、大阪大学未来戦略機構「未来共生イノベーター育成博士課程プログラム」に在籍する島本奈央さん(国際公共政策研究科国際公共政策専攻博士前期課程1年)を研修生として受け入れてきました。今年3月24日には、その締めくくりとなる「公共サービス・ラーニング」成果発表会が大阪大学で行われ、宋悟・代表理事も参加しました。
同プログラムの履修生は、1年次後期、NPO法人や学校、行政機関などで週1回のインターシップを行うプログラム。島本さんは、クロスベイスの体験活動や生野コリアタウンまつりの企画・運営に関わりました。また、生野区の差別や貧困にかかわるデーターの収集などにも力を発揮してくれました。
成果発表会では、クロスベイスでの活動の内容を報告するとともに、そこで感じたり学んだりしたことや多文化共生に関わる問題意識などについて報告をしました。また島本さんはクロスベイスが主催する学習サポート教室「DO-YA」の受講生とも気軽に話を交わすなどしました。小学生や中学生にとって、大学生とフランクに話をしたり、遊んだりする機会は貴重な経験でもあります。
島本さん、半年間お疲れ様でした。これからも、クロスベイスの事務所に気軽に足を運んでください。クロスベイスでは今後も、大学生のインターンシップやボランティア活動も積極的に受け入れ、生野区の子どもたちと出会う機会や場を作っていきたいと考えています。