
特定非営利活動法人 クロスベイス
Cross Base
NEWS/TOPICS
March 28, 2025 · お知らせ,活動報告October 27, 2023 · 活動報告,DO-YA報告,ニュースレターJuly 3, 2023 · 体験活動DOCO報告他の投稿VISION
差別と貧困をなくし、
ともに生きる社会をつくる
差別は、人をおとしめ、可能性を奪う。
貧困は、人をへだて、可能性を消す。
じゃあ、差別と貧困のない社会を作るのはどうだろう。
互いのちがいを認め、可能性を信じ続け、ともに生きる社会を。
2013年、鶴橋で起こったヘイトスピーチデモ―「鶴橋大虐殺」を声高に叫ぶ中学生の姿は衝撃的でした。
すでに多くの外国人が暮らす日本で、他者を排除する雰囲気は高まっているように見えます。
一方で、子どもが陥っている貧困も深刻になっています。現在、実に子どもの7人に1人が相対的貧困の状況にある、と言われています。
差別も貧困も、自分では変えることの出来ない理由で、未来を生きる子どもの可能性を奪っていきます。
文化や国籍、言語、家庭の状況にかかわらずあらゆる子どもが多様性を尊重され、公正に認められる社会、差別と貧困のない社会が必要ではないか。
そんな思いからクロスベイスは生まれました。
受賞・認定実績
- 平成29年度大阪府商店街課題解決プラン事業 優秀賞
- 平成30年度〜令和2年度 生野区持続可能なまちづくり活動支援事業 認定事業
- 2018ティグレ起業経営革新事業 上田卓三賞 優秀賞
- 2019年度子どもの貧困、虐待の防止、虐待を受けた子どものケアに関する助成
- 2020年度 ロート製薬株式会社 かるがも基金寄付先団体
- 2021年度 第15回「大阪商工信用金庫社会貢献賞」
- 2021年度 中央共同募金会 外国にルーツがある人々への支援活動応援助成第2回 助成団体
- 2021年度 LUSHチャリティバンク助成団体
- 2022年度 第53回博報賞奨励賞
2024年度までの活動
2024年度まで、学習支援事業DO-YAとDO-MO、体験活動事業DO/COをクロスベイスとIKUNO・多文化ふらっとで協働で実施してきました。2025年度からはIKUNO・多文化ふらっとが運営しています。
子ども・保護者・支援機関へのインタビューから、日本語を学ぶ子どもを真ん中に置いた、支援と地域のあり方を提言しました(『生野の”日本語指導が必要な”子ども白書』2022年)。
解決するために必要なこと
違うもの同士が出会い・つながる関係性が、
貧困や差別のない社会の土台になると私たちは考えます。
そのような土壌でこそ、子どもは自ら生き生きと育っていきます。
そのためには、多様な人びとが互いに交差(クロス)することが不可欠です。
私たちは、人びとがクロスする豊かな土壌(ベイス)を地域から育てるために、
3つの柱が大切だと考えます。
学びと経験
子どもの学習支援と体験学習の実施
とくに貧困家庭の子どもたちに学校外の学習支援の場を提供し、さまざまな人との出会いや学びの体験をつくります。
居場所
安心・寛容な「居場所」づくり
家庭や学校以外にも安心していられる場や相談できる人がいることは、子どもの成長にとって大切なことです。
自分と他者の承認、他者からの承認を育むことが出来る居場所を提供します。
まちづくり
活力ある寛容な地域まちづくり
「差別と貧困」を許さず、そこにいれば自然と子どもが育つ地域文化の醸成に寄与します。
地域、学校、企業、行政などと協働しながら、「ともに生きる」ことができる子育ての社会的仕組みづくりをめざします。
クロスベイスに連絡する
大阪府大阪市生野区桃谷5丁目5-37 いくのコーライブズパーク A棟2階月曜日〜土曜日
10:00〜18:0006-6741-1123
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