100円からご支援いただけます
わずかなご支援が、子どもたちの支えになります
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10,000円のご寄附で・・・
中学生2人に1か月の授業を
提供できます。
5,000円のご寄附で・・・
子ども1人が夏のキャンプ(1泊2日)に
参加できます。
会員制度
私たちは、差別と貧困をなくし、ともに生きる社会をめざします。ぜひ活動へのご支援をお願いします。
クロスベイスの活動にご賛同頂ける団体・個人の方は、正会員または賛助会員になれます。正会員の方は年1回開催される総会での議決権があります。
正会員:年会費1口 10,000円
賛助会員:年会費1口 5,000円
会員・寄付者の2つの特典
会員限定イベント
交流会や活動報告会などの限定イベントにご招待します。
活動レポート
年に1度発行するクロスベイスの活動レポートをお届けします。
銀行振込・郵便振替
銀行振込、郵便振替でのご寄付、会費納入の際は、お手数ですが、下記の連絡先までお知らせいただければ幸いです。
TEL/FAX : 06-6741-1123
e-mail : crossbase.info@gmail.com
銀行振込のお振込先
りそな銀行 鶴橋支店
普通 0140447
口座名:特定非営利活動法人クロスベイス
郵便振替
口座記号番号 00990-1-333028
ストーリー
国籍や民族的ルーツ、生まれ育った家庭環境の格差が、学力や進路の格差につながらないよう、
子どもたちの学ぶチャンスを応援してください。
大阪市生野区。
区民の5人に1人が、外国籍住民のまち。
小中学生の3人に1人が、就学援助費を受けているまち。
大阪市生野区には、区民約13万人のうち2万7,600人(5人に1人)もの外国籍の人々が暮らしています。外国籍住民のうち75%以上が在日コリアンですが、最近はベトナムの人々が急増し、60か国以上の国籍の人々が暮らす多国籍・多民族のまちへと変化しつつあります。
日本社会では子どもの貧困問題が、以前として大きな社会課題のままとなっています。
生野区では、経済的に困窮している家庭の小中学生に支給される就学援助率は32%(2018年)で、全国平均の2倍以上です。
クロスベイスには、今日本人や在日コリアンをはじめベトナム、中国、スリランカ、フィリピン、タイ、ネパールの8カ国にルーツを持つ子どもたちが通っています(2020年12月現在)。文化的背景、日本語能力や母語のちがい、そして学力や貧富の格差など本当に多様な子どもたちが集まっています。まるで世界の矛盾のリアルな現実が、生野区の地域社会のなかに表出しているかのようです。
学習サポート教室・DO-YA(どぉや)に通うフィリピンにルーツを持つ小中学生の3人姉弟。
ひとり親のお母さんと日本生まれの末娘のところに、それまでフィリピンにあずけていた姉弟を呼び寄せて家族4人で暮らし始めました。日本語で十分話ができるのは日本で生まれた小学3年生の末娘だけ。
複雑な家庭環境のなかでも、肩を寄せ合いながら仲良く暮らしています。
若いお母さんは、子どもたちを育てるために毎日懸命に働き続けています。
最近コロナ禍が拡大するなかで仕事も減ってきています。クロスベイスは、勉強を教えるだけではなく、可能な限り一家の生活をサポートする役割も担っています。
スリランカにルーツを持つある中学生は、両親が難民申請中で今は仮放免の立場なので、親は仕事に就くことも、公的な社会福祉制度も受けられません。また定期的に入管に出頭しなければならないなど日々不自由な生活を余儀なくされています。日本で生まれ育っている彼は、日本での将来の自分の夢を描くことができずにいます。
同調圧力の強い学校になじめずにいる日本の不登校の子どもたちもいます。
こうした子どもたちが、週1回月曜日、水曜日と木曜日の夕方から、クロスベイスの事務所に足を運び、20代の若い講師や社会人講師と一緒に勉強をします。講師たちは、とにかく粘り強くて熱心。講師やスタッフの大人は、基本ルールとして参加する子どもたちが「自分で自分のことを決める」ことを最大限尊重します。
すべての子どもたちの可能性を信じ、寄り添い、励まし続けます。子どもたちが人を傷つけたりする言動をするとき以外は、講師は子どもたちに命令したり、禁止したり、ほかの人と比較したりする言動はしません。
クロスベイスでは月に1回、子どもたちが「面白い」大人と出会い、また多様な経験をするための体験活動DO/CO(どこ)を行っています。出会いと交流は、自己認識を深める機会となり、新しい挑戦へのモチベーションを駆動させます。
子どもたちが、「広い世界、異なる他者、未知なる自分」を発見し、
自分の将来を考えるきっかけをつくります。
活動に参加するうちに、来たころはほとんど日本語で話ができなかったフィリピンの姉弟は、いまは講師たちと楽しそうにおしゃべりし、勉強も始めました。週1回おこなっている子ども食堂にも毎週足を運ぶようになり、すっかり周りとも打ち解けて、ずいぶんと笑顔が増えました。スリランカの彼は、大勢のサポートも受けながら地元の公立中学に入学し、バスケット部に入部するなど、少しずつ日常の「何気ない」生活にも馴染んできました。
私たちはこの間の活動でたくさんのことを学びました。子どもたちは誰もが、大きな可能性を秘めていること。子どもが内に秘めている可能性を子ども自身が伸ばしていける環境こそが大切であること。自分がキライという子どもがいれば、その原因は周りの社会や環境にあるということ。しんどい家庭環境にある子どもたちが、その試練を乗り越えることができれば、誰より優しく、強い人になれること。
そして、社会や世界に広がるさまざまな格差や断絶の溝に橋を架けることができる「Peace Maker」(平和を創る人)になれることを。
私たちは、そのために多様な領域や分野が「クロス(交差)」する社会的な「ベイス(土壌)」を耕し続けます。
ご寄付はすべて、子どもの学習支援事業と
体験活動に使われます。
10,000円のご寄附で・・・
中学生2人に1か月の授業を
提供できます。
5,000円のご寄附で・・・
子ども1人が夏のキャンプ
(1泊2日)に参加できます。
活動実績
学習サポート教室 DO-YA
実施日数 194日
受講者数 40名
<2020年2月現在>
体験活動 DO/CO
(2017年10月〜2020年3月末)
実施回数 25回
参加人数 570名
<のべ人数>
受賞・認定実績
- 平成29年度大阪府商店街課題解決プラン事業 優秀賞
- 平成30年度〜令和2年度 生野区持続可能なまちづくり活動支援事業 認定事業
- 2018ティグレ起業経営革新事業 上田卓三賞 優秀賞
- 2019年度子どもの貧困、虐待の防止、虐待を受けた子どものケアに関する助成
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